共通教育とは

全学共通・教養教育の理念

『広く学問の知識や方法を学び,社会のグローバル化や知識基盤社会に対応できる総合的な判断力と行動力を持った,人間性豊かな社会人となるための「教養」を身につける。さらに,円滑なコミュニケーションの基盤となる高い語学力や専門科目の履修に必要な知識等を修得する。』

(2015年3月4日 全学教育改革推進機構長裁定)

共通教育の理念・目的

特定の分野に偏ることなく,広く学問の知識や方法を学ぶことを通じて,総合的な判断力と行動力をそなえた良識ある社会人として自己を陶冶するとともに,専門教育を通して学んだ知識や技能及び学術等の成果を生かし広く社会に貢献できるような人間の育成をめざす。

(1993年制定,2005年改正)

人間の生産活動や勤労が,今や急速な環境破壊や資源の枯渇に導き,かえって人類の生存と繁栄を脅かす時代になっている。
このような事態に立ち向かうには,個々の専門分野の学問や学術などの一層の発展とともに,総合的な視野に立つ相互の調整や制御が必要である。大学を卒業して専門的な職業人になってからでも,誰もが生涯にわたり,絶えず総合的な視野を広げるよう努めなければならない。
しかし,専門的な職業人になってからでは,多くの場合,それぞれの専門分野の活動に偏ってしまう現実がある。したがって,学生のときにこそ,体力や健康づくりをはじめ,個々の専門分野だけに閉じない広い視野,総合的な判断力などを培っていくための基礎づくりが必要である。
とりわけ,大学教育では,入試のための受験勉強からようやく解放された学生に対して,自主的・意欲的に学問に親しみ,創造的に学ぶ姿勢を身に付けるようはたらきかけることが重要である。
共通教育の使命と責任は,まさにこれらの点にある。

(1992年4月27日 第2期一般教育検討委員会答申から)

共通教育のカリキュラムポリシー

「共通教育」は,課程,学科,学部の枠を超えて,特定の専門に偏ることなく,広く学問の知識や方法を学び,普遍的な学究態度を養い,人間性豊かな社会人となるための「教養」を身につけることを目的とする。

  1. 高校から大学への生活の転換をスムーズにし,勉学の上でも自立できるよう支援する「大学教育入門セミナー」を1年次前期必修で開講する。
  2. 入学後の大学教育および社会人として身につけておかねばならない基礎的な能力を養うために,外国語,保健体育,情報処理基礎の各科目を,基礎教育科目とし必修とする。
  3. 現代的に編成された教養教育を実現するために,科学技術リテラシーや現代社会の複合的・学際的な問題に関する科目を設置し,科目全体を「A群」とし,従来の人文,社会,自然を超えた新たな分類として,「分野」と「系」に分けて体系化する。
  4. 教養教育の高度化,および学生が自己の専門に対する認識をより深めるために,各課程,各学科で開講されている専門教育科目の一部を,課程,学科,学部を超えて履修ができるよう開放し,そうした科目全体を「B群」として括り,これらをも「分野」と「系」に分けて体系化する。
  5. 教養教育の修学意欲を学年進行とともに促す履修制度として,教養教育科目の履修を,幅広い視野を養う「均等履修」,特定の分野の理解を深める「集中履修」,自主性を養う「自由選択履修」に分けて行う。
  6. 共通教育の目的をさらに高めるために,教養教育として高度な幅広い視野を目指した「副専攻制度」を設ける。
  7. 教養と専門の融合を図るため,1年次からの専門教育履修を可能化するなど,「共通教育」と「専門教育」を3~4年間で履修できるよう,くさび型にする。